20180225 DearDream 1st LIVE TOUR ユメノコドウ@パシフィコ横浜

とうとうツアーが終わってしまった。

 

結論から申し上げると、

最高超えてるどころの騒ぎじゃなかった。

 

ドリフェス終わったらヤダヤダ~!!」という気持ちで愛知公演では散々メソメソしたし、彼らの言葉の節々を深読みして悲観的になったりしたが、この神奈川公演はとにかく楽しかった。「あれこれ考え込んでいたけど、今日はもう考えるのはやめよう、楽しもう!」と思えるライブだった。純粋に楽しめたし幸せな時間だった。

 

(そもそもプロジェクトの存続云々は置いておくとしても、彼らの成長ぶりや裏での努力などを思うとそれだけで眩しくて尊くて泣けてしまう。結局泣く。私がメソつくときの原因は大抵これである。公人くんが、ディアドリが「血の滲むような努力」をしてきたと話してくれたことでもう全身が震えた。)

 

 

そしてまあ相変わらずOP映像→リアドリが好きすぎる。この日はもう既に自分の中のボルテージがMAXに達しており、間奏部分で窒息するかと思った。危ない。

 


今回も、溝口くんは一貫して王子様だった。溝口くんの姿がステージ上の画面いっぱいに映るとため息が出てしまうほど。ファスライBDでも堪能したが、人の視線を惹き付けて離さない力はピカイチである。

 

ちなみにハンサムに引き続き同行してくれた友人も、「ハンサムのときはおちゃらけキャラの印象があった、今日は王子様だった!別人みたい」と驚いていた…いやハンサムの写真この前見返したけどやっぱり顔違く見えるね不思議。

 

そして溝口ファンは以下同様のことを思っているのではないだろうか…

 

 

溝口くんのダンスが!好きです!!!(大声)

 

 

あれだけ細身にも関わらず止めるところはピシッと止め、メリハリのあるダンスに魅力しかない。ジャンプ時の跳躍力もかなりある一方で、着地直後すぐ振りに持っていけるのはなぜ!?(←特にユメノコドウのサビ部分)シンメやユレル、バタガで見られるゆらゆらと揺れるような振りのしなやかさも見ていて気持ちがいい。そう、溝口くんのダンスは思い切りが良くて、見ていて気持ちがいいのだ。身体を大きく使ってそれはもうキレイに舞っている。重力と上手く付き合っていると言うべきか。

 

しかも驚くべきは、このドリフェス!プロジェクトに参加するまで彼がずっと「踊れない、歌えない」と言われており*1、苦手意識を持っていたということ。いやはや信じられない。今やディアドリを各方面においてリードするくらいの立場にいる(と少なくとも私は認識している)溝口くんが。きっと想像を絶する努力を重ねてきたのだろう。ああ尊い

(※当方、ダンスに関しては専門知識ゼロですので異論は甘んじて受け入れます)

 

とにかく、この大好きな溝口くんのダンスをしばらく見れなくなると思うと非常に寂しいものがある。

 


推しの魅力語りはこの辺にしてこの公演全体の話をしたいと思う。

 

トータルの公演時間に関しては5都市の中で今回が最も長かったはず。しかし個人的に体感スピードは最も速く感じた。あっという間にラストスパートが来てしまった印象を受けた。

 

そしてWアンコだけ、スローモーションのように一瞬一瞬が脳裏に焼き付いている。

 

拍手が鳴りやまなくてステージ裏から駆け出してくる彼ら。

 

「あの曲しかないでしょ!エンディングといえばシンアイ!ここに歌詞も出してもらいますから、皆で一緒に歌いましょう!」と唐突に言うセンター。「すみません、壮馬の言うことは絶対なんで…」と袖のスタッフさんたちにペコペコ頭を下げるメンバー。


「AメロBメロ関係なしに、好きなところで好きなだけ歌ってください。でもその代わり、後悔だけはしないように!」というセンターの言葉の力強さといったら。


曲中、4人がそろったと思ったら1人はステージ反対側にいて皆が集まっていることに気づかない、という様子を3回くらい繰り返していてほほえましかった。


曲終わり。ステージ上の中央の階段から捌けていくメンバー。そこにはKUROFUNEの二人が待機していて、降りてくるメンバー一人一人をハイタッチで出迎えていた。最後に壮馬が会場を見渡してから降りていき、6人全員とハイタッチを交わしていた。

 

とにかく「愛」と温かさと笑顔、そして幸せな気持ちに溢れた3時間強だった。 

 

今までで一番、全力で声出したし全力でペンラ振ったし全力で歌った公演だった。ツアーが終わった今となってはもう生半可な気持ちでドリフェスの楽曲聞けないしペンラ振らないとやってらんねえ!!!(?)状態である。(←音源聴いてるとメンバーの「せーの!」「一緒に!」という煽りとか、ファンの「ハイッ!ハイッ!」という掛け声が聞こえてくるので…これは幻聴か…)

 

 

このドリフェス!プロジェクトの魅力を語り尽くすことは出来ない。ただそのうちのひとつとして、キャストそれぞれの人間的な部分に要素があると改めて感じた公演となった。

 

壮馬のロングMC終りに最年少でセンターをずっと頑張ってきた壮馬に拍手を送ろうと提案するとみーとか、青色を見ると幸せな気持ちになるのはドリフェスの思い出が幸せなものばかりだからだと話す溝口くんとか、始めから応援してくれてる人も途中から応援してくれてる人も、そして離れて行ってしまった人も、全ての人たちのおかげで今の自分たちがあると語った将熙くんとか、夢を追いかけていたディアドリが、夢を与える側になったと明言してくれた公人くんとか、ドリフェスが自分にとってどれほど大きい存在になったかを伝えてくれる株さんとか、ドリフェスは愛で成り立っていると宣言した壮馬とか。

 

そして郁くん。

 

愛知公演ではとかく湿っぽくなりがちであった私は、オーラスなんか入ったらグシャグシャに泣いてしまうのではないかと心配していた。しかしいざ開演してみると、メンバーの笑顔がそんな危惧を払拭してくれた。彼らの「ファンを楽しませたい!」という強い気持ちを真正面から受け取り、わりとカラッとした気持ちでライブを楽しんでいた。

 

ということで、完全に気を抜いていた。

 

 

そしてアンコ個人挨拶のときの、郁くんの「お父さんお母さん!産んでくれてありがとうございました!!」で無事に涙腺が爆発した。

 

 

 

いやこちらこそお父様お母様郁くんを産んでくださいまして誠に有難うございましたそして郁くん生まれてきてくれてありがとう…………。

 

そしてこの道を選んでくれてありがとう。

 

数年前まで素人だったことが信じられないと未だに思っているよ…どうかいつまでもそのままでいてください。

 

 

私が初めてDearDreamのライブに参加したのは、今ツアーの東京公演@TDCである。その時一番に感じたのは、「ライブに来て、こんなに感謝されることってあるのか!!?」ということ。

 

そしてこの印象は東京公演に限らず、大阪→愛知→神奈川と揺るぎなく一貫して感じ取れるものだった。(参加できなかったが、おそらく福岡公演も同様のことだろう。)

 

何なら、ファスライBDを見ていても同じことを思った。「この人たち、この当時からファンへの感謝の気持ちが変わらずあるし、むしろ強くなっている…!」これほど応援のし甲斐があるアイドルは初めてだ。

 

 

個人的な話だが、初めて彼らを目撃し、その存在を知った日からこの2月25日でちょうど2ヶ月が経った。正直「まだ2ヶ月!?」という驚きが大きい。それくらい密度が濃く、あっという間の時を過ごしてきたのだ。

 

 ツアーファイナルを終えいくらか時間を経た今、グッズのひとつであるビジュアルブックレットを何となく手に取ってみた。キラキラのラミネート加工が施された、デザインもレイアウトも内容も、作り手の「愛」に溢れた一冊。

 

この2ヶ月、夢中で彼らを追いかけて夢中でエールを送り続けた。毎日彼らのことばかり考えて、元気をもらったり心配したり爆笑したり慌てたり、それなりに色々とあった。その分充実した日々を過ごすことができた。

 

このビジュアルブックレットのキラキラ感と、2月25日にパシフィコ国立大ホールで見たペンライトの海やミラーボールの光が頭の中で重なって、「この2ヶ月は夢だったのだろうか…」という気持ちになった。

 

 

終わった直後は面白MCや彼ら7人のカッコイイ姿を思い出してにやけるばかりであったが、今現在、時間差でとてつもない寂しさを感じている。

 

しかし。しかしである。

 

この公演でも感じ、ファスライBDを見ていても思ったことだが、このドリフェス!キャストの言葉は本当に力強く、頼もしいのだ。

 

「絶対に幸せにします」

「もっと高いところへ皆さんを連れていきます」

「必ず着いてきてください」

 

後先のことなど何もわからないが、このような彼らの言葉を聞くといくらか安心するのは私だけではない、はず。

 

とにかくファンに愛され、スタッフさんに愛され、それに真摯に向き合い全力で応える彼らに希望の光しか見出せない。

 

もっともっとDearDreamとKUROFUNEが大きなグループになって大きな存在になって、我々ファンをもっと高いところまで連れて行ってくれることを期待している。

 

 

最後に、こちらは私個人の今ツアーの軌跡とも言うべき、各都市で購入したファンダカードたちである。

 

 

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(ツッコミ1)いや物販へのやる気よ。

(ツッコミ2)福岡分ないし。

(ツッコミ3)なんか石原さんいるし。

 

 

こんな中途半端に買い集めたファンダカードをわざわざ並べて晒す必要性は全くないはずだが、どうしても1枚1枚が思い出深くて、記念に撮ってしまった。

 

東京:初めてのディアドリライブ。あまりの楽しさと溝口くんの溢れ出る魅力に圧倒されながら帰宅。そしてファンダカードに初悶えた記念日。枕に頭叩きつけたわ。

大阪:苦手な夜行バスで移動。帰りの便の発車を待つ間、溝口くんの声を聞いたら少しホッとしたのだった。 

愛知:ボサっとしていたら溝口くんが完売してしまったので代打・ソーマイシハラ

神奈川:聞いた方はおわかりでしょう…「み、みぞぐち~泣泣」となるやつ。胸がいっぱいになりました。

 

 

ひとまず14名のキャストの皆さま、スタッフの皆さま、そして素直すぎるディアドリーマーとKUROFUNEのオンナたち、全5公演完走お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

また会える日まで、私も私のやるべきことを頑張って彼らに会うのに恥ずかしくない自分でいなければと感じた良いファイナルだった。

 

*1:今回のツアー公式グッズ、ビジュアルブックレット溝口くんのページ参照。詳細をよく把握しておらず、また本人が語ることなので多少の謙遜の意が含まれているとは思うのですが、本当なのでしょうか…教えて偉い人…